・のり漁師徳永さんが起こした奇跡
・のり漁師ピアニストの演奏技術
・徳永さんのプロフィール
・52歳でピアノを始めたきっかけ
・独学でピアノを学んだ方法
・徳永さんの練習量について
のり漁師ピアニストのラ・カンパネラ!52歳で始めたピアノで奇跡が!
徳永さんは、2012年(当時52歳)の夏にピアノを始めます。
それまでは、ピアノを全く弾いたことがなく、もちろん楽譜も読めない状態でした。
テレビで初めて見た、フジコ・ヘミングさんのピアノ演奏がきっかけで、7年間独学でラ・カンパネラの練習をひたすら続けました。
そして、徳永さんは、フジコ・ヘミングさんの前でラ・カンパネラの演奏を披露できる奇跡的な機会を手に入れ、その演奏が大絶賛されました。
独学でラ・カンパネラを磨き上げた徳永さんの努力と、人間性がにじみ出た音色にフジコ・ヘミングさんも驚愕されていました。
最後には、直接演奏指導までしてもらうという、さらなる奇跡が起こりました。
2012年にピアノを始めて、独学でフランツ・リストの『ラ・カンパネラ』が弾けるようになったノリ漁師の徳永義昭さん(59)が憧れのピアニスト、フジコ・ヘミングに会って、目の前で演奏を披露した昨日のこの番組は、このコーナーだけ見たけど、本当に驚きだった。 pic.twitter.com/D9oY92c1nP
— 平井和也@ロバート・マクマン著『冷戦史』訳者 (@kaz1379) January 14, 2020
引用:Twitter
残念ながら、その時の映像ではありませんが、徳永さんの演奏の腕前がわかる動画をご紹介します。
徳永さんのラ・カンパネラ演奏動画
引用:249フォトスタジオTV
52歳までピアノを弾いたこともなく、楽譜も読めなかった方の演奏です。
徳永さんは一体どんな人物で、どんなピアノ練習をされていたのかが気になりませんか?
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海苔漁師のピアニストってどんな人?
のり漁師徳永さんがピアノを始めた3つのきっかけとは?
ピアノを始めたきっかけはパチンコだった?!
徳永さんが52歳でピアノを始めるきっかけとなったのが、パチンコの大敗でした。
徳永さんは、パチンコが大好きで当時パチンコばかりやっていました。
2カ月間で、70万円も負けてしまい、奥さんの財布からこっそりお金を借りしようとして、未遂に終わったことがあったそうです。
海苔漁が暇な夏場は、パチンコ三昧だったという徳永さんは、大好きなパチンコもできず、これを機にパチンコをやめることを決意します。
フジコ・ヘミングのラ・カンパネラとの運命的な出会い!
やることもなく、家で何気なくテレビを見ていると、ピアノ演奏が始まりました。
徳永さんは、テレビから流れてくる、フジコ・ヘミングさんのラ・カンパネラのピアノ演奏を見て、あまりの音色の綺麗さと、演奏技術の凄さに衝撃を受けたと言います。
どうしても、このラ・カンパネラをピアノで弾けるようになりたいという衝動が抑えられなかったそうです。
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妻の千恵子さんがピアノの先生で自宅にピアノがあった!
徳永さんの奥さんは音大卒のピアノの先生で自宅にピアノがありました。
ラ・カンパネラをピアノで弾けるようになりたいと千恵子さんに伝えると、『絶対にカンパネラは100%無理。ピアノを触ったことがなくて、楽譜も読めない人が弾けるわけがない!』と言われたそうです。
徳永さんは、千恵子さんのこの言葉で、絶対に独学を貫こうと決意します。
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楽譜を読めないのにラ・カンパネラをどうやって独学で練習したの?
楽譜が読めない徳永さんは、ユーチューブの動画見ながら、鍵盤の位置を覚えて、止めてをひたすら繰り返していきます。
全部の音を覚えるのに3カ月かかったと言います。
後は、ひたすら反復練習と、プロが演奏している手の動きをしっかり観察したそうです。
一日どれくらい練習したらラ・カンパネラを弾けるようになるの?
ラ・カンパネラは、音大を卒業した妻の千恵子さんでさえ、『私が弾けなかった曲』とおっしゃっているほどの難しい曲です。
動画で弾き方がわかっただけで弾けるような曲ではありません。
徳永さんは、毎日7~8時間ラ・カンパネラだけをひたすら練習していたそうです。
仕事の最盛期でも2時間は必ず練習されるようです。
まとめ
海苔漁師ピアニスト徳永義昭さんは、誰もが無理だと思った状況を受け入れず、小さな一歩をコツコツと積み重ねてきた努力の方です。
あなたは、みんなから無理だと言われながら、先の見えない努力をひたすら毎日続けていくことができますか?
今できる小さな一歩を、毎日継続して積み重ねることの大切さを教えてもらえた気がします。
この記事は以上です。
最後までご覧いただきありがとうございます。